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ニューヨークカメラマン日記 Vol.1

2016.05.19 制作技術

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■ ニューヨークで初心に戻る!

朝出社するとテレビでは「NewsZERO」を放送中。
日本との時差は13時間。
私は4月1日から日本テレビ報道局のニューヨーク支局勤務となりました。

みなさん、ニューヨークと言えば何を思い浮かべますか?
自由の女神・ブロードウェイ・タイムズスクエア。
ニューヨークには世界に名だたる建造物が平然と並んでいます。

 

 

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世界貿易センター跡地のモニュメント  

今も印象に残っているのは2001年9月11日に起きた、アメリカ同時多発テロ。
世界貿易センタービルに飛行機が突っ込むという、大胆で卑劣なテロは、当時中学3年生でテレビを見ていた私も、衝撃や恐怖を感じたのを今でも覚えています。
今私はその場所に立ち、初心に戻り「報道カメラマンとして事実を正確にすばやく放送に繋げる大切さ」を改めて考えさせられました。

 

 

 

■ ニューヨークに住むということ

さて、ニューヨークに住むということは想像以上に大変です。
当たり前ですが、毎日英語、何を話しているか分からない、物価が高い・・・大変です・・
耳に自動通訳機を付けたい!と思うこの頃。

住む部屋探しも大変で、探した物件のなかには、「通行人と目が合う部屋」や「ネズミ大量発生の部屋」などもありましたが、やっと決める事が出来ました。

アメリカの住宅といえば、「広くて、部屋が多くて」と思われるかもしれませんがニューヨークは違います!
今回、私の借りた部屋は約46㎡のバス・トイレ付ワンルームで、家賃は約$2000。

基本、部屋に洗濯機はありません。
ベランダで洗濯物を干しているお母さんは見たことがありません!
みんな、部屋に洗濯機があっても乾燥機で乾かしたり、コインランドリーへ行ったりします。
コインランドリーは大盛況です。

ほかに日本と違うのは、大きいオーブンがあることでしょうか。
どのように使い、何を作るのか、まだ理解ができません。
これも「いかにも海外」って感じです。

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入居前の自宅 でっかいオーブン

■ 4年に一度の・・・

今年2016年は、4年に1度のアメリカ大統領選挙の年。
現地では『熱狂的』な支持者がたくさんいて盛り上がっています。
共和党は不動産王トランプ氏、対する民主党はクリントン前国務長官が それぞれの党の候補者になりそうですが今はまだわかりません。

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  クリントン前国務長官の集会

党集会の取材に行くこともありますが、 アメリカ大統領候補ともなると警備も厳重です。
集会の5時間以上前に現場に行かないといけなかったり、 警察犬に舐めるように匂いを嗅がかれたり。
取材をしていると、近ければ2m先に候補者がいるので、とても感動しますし、刺激的な仕事だと改めて思います。

まだアメリカ在住の実感はありませんが、私がNiTRoに入社した時はこのような経験が出来るとは思いませんでした。
これからは日本のNewsとともに、ちょっと離れたアメリカのNewsも注目して観てみて下さい。

今後も時々ニューヨークの様子をお届けしたいと思います!Vol.2もお楽しみに!

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筆者・Times Squareにて


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