REPORT 現場リポート
Freshman's Report 2024 Vol.7「制作技術センター デジタルプロダクション OA-CG」
■ 初めまして!
初めまして、今回Freshman’s Report第7回を担当します里吉です。
私は私立大学の文系出身で、当時はテレビの技術分野とはかけ離れた生活を送っていました。
しかし、テレビやゲームなどの映像コンテンツには昔から興味があり、ものづくりの楽しさに気づかされた私は、CGを学んだ末にNiTRoに入社させていただくこととなります。
現在は日本テレビアートさんに出向し、日本テレビのCGを作るお仕事をしています。
今回はそんな私が普段どのような業務をしているのかをご紹介できればと思います!
■ 配属までの道のり
私は大学を卒業後に3DCGを学んでから入社をしているのですが、もちろんCGだけではテレビを作っていくことは不可能です。どのような工程を踏まえてテレビが作られていくのかを知るために、NiTRoでは入社後2カ月間に渡り研修を行います。
普段は触ることのできないカメラや音声機材等を直接触れる機会もあり、時にはスタジオを見て回る機会もあり、様々な現場の研修がありましたがとても充実した内容で、テレビを包括的に学ぶことができました。その後CG配属が決定され、日々勉強を続けています。
■ 日本テレビアートさんに出向
入社して3か月が経った7月からは日本テレビアートさんに出向となりました。
はじめは不安が大きかったですが、皆さんとても優しい方ばかりで、毎日バーチャルCGに関連する技術を教えていただいています。力不足を感じる場面も多くありますが、修行を重ねてよりよいものを作れるように日々努力しています。
日本テレビのバーチャルCG業務では、皆さんがよく見るテレビ番組の背景をCGで作成したり、ニュースやバラエティー番組の項目表の作成、時にはCGキャラクターにアニメーションを付けたりと多岐に渡ります。バーチャルCG業務には必要なスキルがたくさんありますが、私自身世界観を作ることが好きだったので楽しみながら学ぶことができています!
また、NiTRoの方はもちろん、アートや日本テレビ放送網の技術スタッフなど多くの方とお話しする機会も多く、充実した日々を過ごしています!
背景バーチャル作成の練習中
■ 最後に
日本テレビのCGセクションでは放送に関わる多くの経験を積むことができますし、周りの皆さんに助けられながら、安心して技術を学ぶことができています。テレビ業務は総じてハードワークが多いというイメージを多くの方が抱いていると思いますが、それ以上にやりがいを感じることができます。CGに限らず、自分が携わったものが放送されるので達成感は抜群です!
私はこの恵まれた環境を最大限活用し、たくさん経験を積んでスキルアップし、3DCGクリエイターとして成長していきたいと思います!!
著者