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報道スタジオってどんなところ?

2018.03.22 制作技術

今回は報道技術部、中継・スタジオ技術部の「スタジオ担当」からです。入社2年目の音声担当、小川さんと1年目のカメラ担当、川島くんに入社してからの様子を聞きました。

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2017年入社 川島       2016年入社 小川

今現在、どのような仕事をしているか教えてください。
小川 私は報道スタジオで制作している、「Oha!4 NEWS LIVE」や「news every.」などのニュース番組の音声アシスタントをしています。 出演者が付けるマイクの準備を1つ1つチェックをして、番組に生中継がある場合は、OA前に中継先との「掛け合いチェック」などもしています。 また、本番前に出演者にマイクを付けるのも音声アシスタントの仕事です。
それ以外には?
小川 「日テレNEWS24」で官房長官会見を毎日「ブレーキングニュース」としてOAしているのですが、そのミキシングをやっています。
川島君は?
川島 私は今は「news every.」のカメラを担当しています。昨年6月に報道スタジオに配属になってから、すぐカメラ研修がスタートし、OAをスタジオで見ながら、研修を重ねて昨年12月からようやく「news every.」のカメラをやらせて頂くことが出来るようになりました。

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まだ配属から1年も経っていないけど、もうカメラやっているもんね。
川島 はい、でもまだまだ思う通りにいかない所ばかりです。
二人とも配属から1年経たないうちに、そこまでやっているけど、大変じゃなかった?
2人 はい・・・・大変でした。
小川 最初は何もわからず、不安なことも多かったのですが、先輩方から丁寧に機材の取り扱いなどを指導して頂いたり、技術資料などを使って詳しい事も教えてくださったりしたお蔭で早くに身に付き、研修時には先輩方のやっていることを見よう見まねでなんとかついていくことが出来ました。 仕事のことをある程度覚えるまでは大変でしたね・・・。 気づいたら、自然と体が動いて仕事ができるようになっていました!

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川島 僕も入社するまで、テレビ放送の仕組みや機材のことなどほぼわかりませんでした。でも配属されてから、機材の仕組みや取り扱いを1つ1つ細かく説明して頂き、比較的早く色々と覚えることが出来ました。カメラマンはカメラのことだけでなく、周辺機材のことをすべて理解しないといけないので、まだまだ勉強することばかりで大変ですが、楽しくやりがいも感じています。
川島君はOA中緊張する?
川島 しますよ!!
初めのころはカメラを止めておくだけでも、タリーランプ(自分のカメラが使われているという合図)がつくと緊張で手が震えたりしてました。今でもカメラを動かしたりという"ワーク"があるときは緊張で毎回手汗がすごいです(笑)

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小川さんも最初の官房長官会見のミキシングの時は緊張しましたか?
小川 あ!そりゃあもう!!
最初どころか今でも!!手が震えるくらい緊張します。
緊張してる中ではどんなことを意識して仕事をしてるのかな?
小川 視聴者のみなさんがとにかく「聞きやすいように」という事を考えています。あたりまえなんですけど、音量メーターに頼るだけでなく自分の耳でもきちんと聞くようにしています。ミキサーをやるようになって、出演者さんのどの位置にマイクを付けたら音が録りやすいか、ということも意識するようになりました。

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川島君は?
川島 自分も細かいことはたくさんありますけど、ビューファインダーだけを見て画を撮るんじゃなくて肉眼で直接見たり、耳でトーク内容やインカムの指示をよく聞くように意識をしてますね。
二人ともそれが無意識に出来るくらいになれるようにがんばってね。
2人 はい!
最後にNiTRoを目指してるみんなにメッセージをお願いします。
小川 最初はわからないことばかりで不安かもしれませんが、一つ一つ丁寧に教えてもらえるので安心してNiTRoに来てください!
川島 自分は入社するまでテレビ業界の知識は全くないような状態でしたが、先輩に一からいろんなことを教えてもらいながら少しずつ成長できています。
ですので知識の有る無しに関係なく、少しでもNiTRoに入りたいと思った人は迷わず目指してください!

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