ニュース

『NEWSの時間です。』

2016.03.22 制作技術

報道からNEWSをお伝えします。

入社7年目、昨年から日本テレビ報道局でカメラマンとして働きはじめた
「報道歴
1年目」の自分が、第一線から現場リポートします。

   

  
こちら日本テレビ報道局映像取材部では、
NiTRoの他、数社のスタッフが撮影(取材カメラ)VE(録音・照明)業務を行なっています。

通常は、汐留日本テレビタワー5Fの報道フロアでスタンバイしています。
各局の
OAをチェックしたり、新聞・週刊誌などに目を通しながら...。

そして、事件・事故などの一報が入れば直ぐに現場に急行します。

取材は、事件・事故など社会ネタだけではなく、
政治・経済・芸能・スポーツなど幅広いジャンルに渡り、
また取材場所は関東だけでなく、全国、全世界のホットなNEWS
の現場からいち早く、
そして分かりやすく伝えられるように日々奮闘努力しています。

    

    

たとえば昨年の5月に鹿児島県口永良部島の噴火取材に行った際には、
屋久島へ避難されている島民の方々の取材、及び火山の状況の取材を行いました。

避難された方々の取材では、
「相手の立場になって考え、心情を察しながら取材しなければならない!」と
先輩やデスクからきつく言われています。
どちらかというと気遣いの下手な自分ですが、精一杯気を付けて取材させていただきました。

そして、その映像によって、視聴者の方々に自然災害の恐ろしさや避難生活の過酷さ、
苦労などを伝えられたのではないかと自負しています。

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また、台風取材で行った南大東島は離島であるため
FPU(
マイクロ波での伝送)SNG(通信衛星での伝送) が使用できない状況で、
結果としてインターネットでの伝送手段しか確保できず、
伝送時間が少ないために思うように取材できないこともありました。

しかし、その様なさまざまな経験が自分を成長させてくれるのだと確信しています。

    

また時には報道ヘリコプターでの取材も飛び込んできます。

ヘリコプターは機動力に優れ、現場にいち早く到着できる利点を生かし、
大事故、大災害の第一報を伝えるのに有効です。
報道ヘリコプターは、1
機で「移動」「撮影」「伝送」が可能なため、
現場の状況をリアルタイムに伝える手段として効果的に用いられています。

    

機上からのリポートなどを担当することもあるために、
自分たち報道カメラマンは時々アナウンスの研修も受けたりしています...
   

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このように「毎日が最前線」で、「毎日が本番」というのが報道取材の現場です。

自分にとって、とても難しくて悩むことの毎日ですが、その分とてもやりがいのある仕事です!

 5.jpg  筆者