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日本テレビ報道局で働く・取材技術というお仕事

2015.12.14 制作技術

今回は私の所属する
「報道技術センター 取材技術部」の仕事についてご説明したいと思います。

報道技術センターには「取材技術部」「中継・スタジオ技術部」という部署があり、
「取材技術部」はニュース番組に関する撮影取材(ENG)などを担当、
「中継・スタジオ技術部」はニュース番組の生中継や素材伝送、
スタジオ及びサブコンの業務全てを行い、
日本テレビの報道番組の技術全般を担っております。

そもそも私は、2012年に入社して制作技術センターに配属。
カメラアシスタント(以下CA)として、カメラマンを目指して、
いろいろなところに行き勉強の日々を送りました。

ドラマ・中継・スタジオ・ロケ...。
出演者さんに自慢の髪型のツーブロックをいじられたり、
イタリアで大好きな鞄を購入、
ソチ五輪では世紀の瞬間を見届け感動のあまり涙を流したり。


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        ↑イタリア                ↑ソチ

本当にいろんな事があった「濃いCA時代...」でした。
こんなにいろんな事ができるのもNiTRoだからだと思います。
とても刺激的な日々です!!

そんな私が2014年4月、報道へ異動となり、
新しいジャンルの現場に出ることとなったわけです。

報道とは世の中で起きたことを見たまま、感じたまま、
しかし客観的に事実を伝える仕事。
世界中のいろいろなところに行きます。急な出張も当たり前です。

事件現場に走っていってライトを当てると、
犯人が使ったそのままの凶器が...

災害現場では、衝撃的な光景に言葉も出ず、立ちすくむ自分が...

戦争の爪痕が残っているミクロネシア連邦のチューク諸島(トラック諸島)では、
海の中に沈むたくさんの船が...

   3.jpg ←チューク諸島のサンセット

異動したばかりの時は、今までの取材方法との違いに驚きましたが、
CAで培ってきた経験を活かし、自分なりにアピールをして、
報道に異動して1年半で念願のカメラマンになることができました!!

入社3年半でカメラマンになれたのは周りの先輩方のサポートと、
いろんなチャンスがあったからだと思っています。

自分はまだまだ研修中の身ですが、
自分の取材した映像がオンエアされると緊張して、
嬉しくて、反省して、疲れます。

「チャンスは自分で掴むもの!」
なんて背中が痒くなるようなことは言いたくありませんが、
このチャンスをずっと手放すことなく、今後はもっと勉強して、
企画モノやドキュメンタリーなどに早く携わり、
一人前のカメラマンとして胸を張れるよう努めます。

NiTRoにはいろいろな分野で活躍するプロフェッショナルがたくさんいます。
今後、自分もプロのカメラマンとして、
様々な現場で経験を重ねていきたいと思っています。

と、言うことで...
日本テレビの報道ニュース番組news every.とNewsZEROをぜひご覧ください。
私が撮影した女性ならではの映像が、見られますよ!! 

   4.jpg←ほやほやカメラマンの筆者