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先輩に追いつけ追い越せ ~若手社員研修会~

2015.10.01 制作技術

NiTRoでは年に数回、当社のスタジオ(名称NiTRo cube)にて、
社内研修会を行っています。
この研修会は先輩社員が先生となり、
若手社員がカメラ、ミキサー、VEを担当して模擬番組を作るというものです。
カメラマンを目指している私は、今回はカメラを担当させてもらいました!

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                       一番手前が私です

内容はMC (司会者) 役、リポーター役、ゲスト役の出演者と
4台のスタジオカメラを使った、マルチカメラシステム研修です。
カメラ3台はスタジオ専属、1台は中継先を想定し、
スタジオの近くの控え室からの中継カメラと兼用しました。

流れとしては、MC(司会者)が
中継先のリポーターと掛け合いながら別々の控え室にいるゲスト3人を
1人ずつスタジオに呼び込みます。
スタジオにゲスト3人が揃ったら、そこでゲーム開始!

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スタジオでのゲームは2種類。
ゲストがスタジオに持ち込んだ機材の値段を当てるクイズと、
NiTRoスタッフが担当している「ガキの使いやあらへんで!!」でお馴染みの
「ききシリーズ」から「きき緑茶」です!

ゲームそのものは、どちらも面白く、楽しい雰囲気なのですが、
実際に1台のカメラを任されてオペレートしてみると、
アシスタントとして後ろで見ているだけでは分らない難しさを実感して冷や汗をかきました。

1回の収録時間は約10分。
参加している若手社員全員がまんべんなく研修できるように
役割をローテーションしながら計4回行い、
中継の1カメのカメラワークと、
スタジオのマルチカメラのワークの両方を体験させてもらいました。

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後半はENGのライティング (照明) 研修です。

パルサーという小型ライト3灯を使った基礎的な人物のライティングと、
現場でよく行われるインタビューのライティングを
先輩カメラマンに教えてもらい、
スタジオにある大きめのモニターにカメラの映像を出して
実際にどう見えるか確認をするという内容です。
ここで、改めて複数のライトの役割・重要性を知ることができました。
   

研修の最後は収録した番組のプレビュー会となります。
見ていると「ああすればよかった」と反省する部分が多かったのですが、
さらに、自分でも気付いてない部分について、
先輩社員から厳しいアドバイスをいただき、とても勉強になりました。

その反省を生かして、今後、日々の現場での仕事に活かしていきたいと思います。

20151001190343.jpg筆者

担当デスクより~10月にさらに規模拡大して開催予定です!