ニュース

4Kはドラマに映画に大活躍

2014.07.07 制作技術

まずは、ドラマです。

7月2日に放送された「殺人偏差値70」では
収録から仕上げまで全て4Kで行いました。

4Kの高精細を活かせるよう
SONY PMW-F55で単焦点レンズを使い、
シャープな切れ味でコントラスト感や立体感のある映像を作りました。

4K  -1.jpg

特にフォーカスはシビアなため
カメラマンとフォーカスマンの
コンビネーションが必要です。

また、アクションシーンでは
ハイスピード60コマ(2倍速)を多用しましたが
スピード感の中にも4Kならではの滑らかな表現が出来ました。

4K-2.jpg

この映像を、84インチの4Kモニターで見ると
出演者の髪の毛、肌質、美術セットが
リアルな階調で再現されていました。
また主役の心情をプロジェクションマッピングで表現するなど
今までにない映像にもチャレンジしています。

4K-3.jpg 筆者


そして映画です。

6月28日から公開している劇場映画「呪怨-終わりの始まり-」で
SONY PMW-F55を使用して撮影を行いました。

落合正幸監督とは今回で3作目となりましたが、
過去2作品は地上波放送のため
VEが現場で色調整して収録しました。
今回は劇場映画のため
ポスプロで高度な色調補正(カラーグレーディング)が
出来る最適な収録を行いました。

撮影ではF555とウルトラプライムレンズを使い、
XAVC4K、4:2:2、S-Log2の映像データをS×Sで収録し
撮影助手とは別にDIT(デジタル イメージ テクニシャン)という
ポジションを設け、映像データ、撮影データ、色調管理を任せて
ポスプロとの連携を密に行いました。

ポスプロでは監督、クライアントが納得のいくまで
時間を掛けてグレーディングを行いました。
劇場スクリーンということもあって、
作業は撮影以上に気が抜けませんでした。

今後、テレビも
4K撮影→Log収録→グレーディングの流れが
やって来る日も近く、
私たちカメラマンのスキルアップがさらに必要と考えています。

4K-4.jpg 筆者