NiTRo中継班は、
サッカー、ゴルフ、レスリング、ロードレースなど
様々なスポーツ中継番組を担っていますが、
その中でも「一番」と言えば、野球中継ではないでしょうか?
プロ野球中継だけでも、
巨人軍主催試合は、オープン戦から日本シリーズまで全ての試合
(沖縄のオープン戦等、極一部の地方開催を除く)
を中継しています。
私も昨年は80試合近く携わりました。
この他にも、少年野球、高校野球の地方大会、
巨人の2軍戦等を担当するスタッフもいます。
まさにオープン戦の始まる2月から
日本シリーズが終わる11月までは、野球漬けの日々になります。
今年のプロ野球ペナントレースは
3月28日、東京ドームの
巨人VS阪神で開幕しました。
今年の中継では、ヘリコプターや4Kカメラ、
ハイスピードカメラを含む、計23台のカメラを使用しました。
【選手の素早く細かい動きを捉えるハイスピードカメラ】
昨今の野球中継では
視聴者に野球の迫力や技術等を
解り易く伝えるために様々な要望が制作サイドからあります。
その要望に応えるべく、審判カメラやハイスピードカメラ、
バーチャルカメラ、ワイヤレスカメラ、無人小型カメラ等を
効果的に使用し、総力を挙げて中継に臨んでいます
今年は、
新たに高解像度(4K)カメラで撮影し、
スロー再生時に注目点に対し
画角調整(ズームイン)を行っても
放送画質維持することが出来る
「ピンポイントスロー」の導入を実現しました。
【ピンポイントスローを撮影する4Kカメラ】
今後もNiTRoは、
新たな技術を導入し、
野球中継の進化を目指します!
筆者