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あります!4K編集のノウハウ

2015.04.02 ポスプロ技術

NiTRoポスプロでは、
昨年の4月に4K対応編集室として
101stをスタート。

8月には、84インチ大型モニターを導入し、
数々の番組で4K編集を行って来ました。

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ドラマでは今まで見えなかった役者の涙!
美術番組では画家の筆使いを感じる!
水中映像ではまるで自分が魚になったような感覚に!

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これまでのテレビにはない、
目の前にある状況をそのまま映し出す圧倒的な実在感。

今、テレビは「4Kの時代」です。
と家電量販店の宣伝文句のようですが、
美しさの陰にはスタッフの努力があります。

複雑な処理に人的ミスばかりか、PCもエラーを起こすのです。
常に時間との闘い。
「昔3Kと呼ばれていた職場が今4Kに!」
と笑えないオヤジギャグも聞こえる中、試行錯誤を重ねてきました。

編集は大画面ならではの情報量と臨場感に戸惑いながらも
映像の空気感を感じられるようにゆったりとつなぐように
心掛けました。

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「4Kの編集には時間がかかる」
そんなイメージをもっている方も多いと思います。

でも、NiTRoにお任せください。
1年間で培った経験で、
制作スタッフにストレスを感じさせないまま編集が可能です!

カラーグレーディングには、ダヴィンチリゾルブを使用!
4K素材をリアルタイムで再生しながら色の確認が出来ます。
テロップを入れてもレンダリング無しで再生できる!
これも業界でいち早くノンリニアによる
様々なジャンルのオンライン編集をやってきたノウハウがあるからこそ。

もちろんまだまだ変換やコピーに時間はかかりますが、
撮影から編集、グレーディング、フィニッシングまで
すべてを行えるNiTRoだからこそ、
撮影機材に合ったワークフローを事前に構築し、
ロケから戻りしだいすぐに変換し編集、
編集中に素材のバックアップやテロップの仕込みを行うなど
短期間で効率よく仕上げを行うことが出来るのです。

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「4Kは必要なのか?」と誰もが疑問に感じますが、
一度、体験するともうHDには戻れません。
この美しさが普通になります。

それゆえに、4Kの編集業務は増える一方で、
汐留の編集室では対応しきれなくなりました。

そこで、NiTRoは4月23日(木)から、
渋谷に完全4K対応のポスプロをオープンします。
4K編集に熟知したスタッフが対応します。

是非、ご利用ください。

20150402114004.jpg 筆者