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NAB視察ツアー体験記(後編)

2014.07.18 ポスプロ技術

世界最大の放送機器展「NABSHOW2014」の
視察ツアーの後編です。

いよいよ、NABSHOWの開催地
ラスベガスに到着しました。

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この機器展の来場者は、4月7日〜10日の4日間で、
93,000人を越えたそうです

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とにかく広い!
1日ではとても回りきれない広さです。
ブースからブースの移動だけでも一苦労です。

さらに説明員は、ほぼ外国の人。
NABの期間中は個人行動なので
英語が喋れない私は初日からテンパってしまいました。

「視察どころではない...このままでは非常にマズイ」

そこで私はどうしたかというと...
現地で知り合った英語を話せる日本の方に
図々しくも一緒に行動してくれないかとお願いしました。
その方は快く了承してくれたので
通訳をしてもらいながら一緒にブースを巡り
充実した視察をすることが出来ました。

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NABの目玉はやはり4K&8Kです!
日本は2020年の東京オリンピックに向けて
8K放送を目指しています。
メーカー側も積極的に最新の4K&8K機材を発表していました。

実際に目の前で8Kの映像を観ましたが
フルHDの16倍ということで
圧倒的な迫力と臨場感、そして高解像度の映像美に魅了され
画質が繊細でモニターの目の前まで近づいてもアラが見えません。

さらに映像がとてもリアルで奥行きを感じ立体的に見えて
まるでちょっとした3Dを見ているような錯覚に陥りました。

約10日間、アメリカに滞在し視察をしてきましたが
非常に内容の濃い毎日を送ることができました。
映像を生業にしている私にとって
最先端の放送機材と世界の動向を知ることが出来たのは
刺激的で勉強になりました。

しかし私の中でさらに大切なことは
ツアー参加者と知り合えたことでした。
全国から10社以上の違う会社の人間が集まり
夜の食事の席や移動中に
たくさんの人とお話をして親睦を深めました。
初めは、みんな違う会社で他人同士でしたが
今ではツアーを共に過ごした素晴らしい仲間です。
改めて人と人との繋がりの大切さというものを
ツアーを通して実感することが出来ました。

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ブログでは視察の一部分しかお伝え出来ませんでしたが
少しでも技術会社の海外視察の雰囲気が伝わったなら幸いです。
NAB視察ツアー体験記でした!

今、まさにHDから4Kそして8Kヘと時代は
移り変わろうとしています。
すでにNiTRoでも積極的に4K機材を導入し
スポーツやドラマなど様々なジャンルで活躍しています。

今回、NAB のブログを書かせて頂きましたが
NiTRoでは日頃から
機材展やセミナーなどに参加することで
常に最新情報をチェックしています。
技術会社として最新機材と共に、
それを活かせる高い技術力で
クオリティーの高い作品を提供し続けていきます。

NAB hissha.JPG 筆者