ニュース

無いとカッコがつかないもの

2014.03.01 放送技術・写真技術

「無いとカッコがつかないもの」
例えば、宴会の乾杯や手締めなどはその例です。

NiTRoには写真部があります。
日本テレビの宣伝部用の写真撮影を主要業務としています。

カメラマンから、こんな話を聞きました。
最近のカメラは性能がよく、
多少暗くてもフラッシュをたかずにきれいな写真が撮れます。
ある新番組の制作発表の記者会見でのできごとです。
会見場が、十分明るいのでフラッシュをたかずに撮影ができました。

ところが、
主催者側がカメラマンに、
フラッシュをたいてくれとお願いしたそうです。
フラッシュがバシバシたかれないと、
同じ取材をしているテレビの映像が
寂しくなってしまうというのです。
まさに、フラッシュは、
記者会見には無いとカッコがつかないものなのです。

と言うことは、
私たちがテレビで見る記者会見のフラッシュは
実は、演出効果であることが多いのかもしれません。